寛解に向かう明日

生き残れ!統失サバイバーかなえの日記

ひとつに見えてひとつじゃない

「父親 言葉のDV」で検索すると、思った以上に沢山の検索結果が出てくる。うちの父親も酷い言葉を口にする。怒鳴り散らす。最近でよく言う「モラハラ」父親は、家族みんなにあたる。犬にまで。「死ね」とか「消えろ」とか平気に言う。自分は決して悪くないと言う。父親も優しい(機嫌が良い?)時と、怒鳴り散らす時との差が激しい。いつスイッチが切り替わって、怒鳴るのかわからない。本当に嫌になる。わたしには、なんとか一人暮らしをして家を出ることが出来る。けど、そうしたらママンは?晃ちゃんは?犬にまで怒鳴る父親。ピッピちゃんは?どうなるの?自分の人生、わたしは好き勝手生きてるけどわたしの人生って何?わかんない。家族はひとつじゃない。ママンにだって晃ちゃんだって犬だって、それぞれ違う人生がある。だから、ひとつに見えてひとつじゃない。例えばかなえはかなえの人生生きてね、ってひとりになったらわたしは多分死を選ぶ。なんか最近、自分のことがわかんない。わたしの人生、長い長いおまけみたいな気がする。要らないおまけ。お菓子のシールは要るけど、お菓子は要らない捨てちゃえ、みたいな。いつのまにか本体であるはずのお菓子が、実はもうシールのおまけでした、そんな感じ。よくわからないや。

 

 

 

なんとか、なんとかやってる。もがきながら生きてる。足先が冷たい。今日も生きてる。

ひとつじゃないから良いんだよね。わたしはわたしを生きてくしかないんだもの。父親は立派な反面教師。あんなのに振り回されたくない。わたしは楽しく生きなきゃ。いつだって、笑ったもん勝ち。