寛解に向かう明日

生き残れ!統失サバイバーかなえの日記

就労して、お家に少しだけどお金を入れられるようになって、わたしはそれがすごく誇らしかったんですよね。4万円。家計の足しにちょっとはなれたかなって。役に立てたかなぁって。今まで家族に迷惑をかけた分、少しずつ贖っていけるかなって思ったんです。貯金して、コロナ収束したらどこか出かけられるように、とか思ってたんです。

でもみんなはそこまでなかったみたい。わたしが勝手に家族家族って思ってたのとは違ったみたいです。

父親も死ぬほど嫌いだけど、もし父親が死んでお葬式になったとき、わたしは泣かないでいられるかな、って思います。あんなクズでも一応父親だから。この辺りはわかってもらえないだろうけど。お父さんだから。いや、マジでくたばれって思うんだけどねー。

わたしに一人暮らしを勧めるのは母だけじゃなくて、主治医も言います。父親と距離を置けって。

でも留守番さえ好きじゃないわたしは、一人になったら耐えられないと思います。昔よりも孤独に弱くなってしまったな。

なんのためにわたしは働いているの。4万円と僅かな貯金のため。色々わからなくなってきたのでとりあえずこの辺で終わります。

 

でも、母には母の人生があるから、それにどうにかすることはできない。

晃ちゃんには晃ちゃんの人生があるから、それにもどうにかすることはできない。父親だってそう。

 

どんどん訳がわからなくなっていく。