寛解に向かう明日

生き残れ!統失サバイバーかなえの日記

人並みに人間でいたいけど

お久しぶりです。かなえです。なんとか生きてますよー!

 

氷上を舞う、素晴らしく美しいものを見ると感動する。心震えてため息が溢れる。けれどふと足元を見れば、自分の散らかった日常が広がっている。うんざりする自分が鏡に映る。見たくないものを見なければならない。美しいものを見た後は余計に情けなくなる。美しさの裏にある苦しみや犠牲を知らずに、ただ無責任に感動するだけで、何もなし得ない自分にため息が出る。汚れがこびりついたシンクをひたすら磨く。少しきれいになる。自分に出来ることは汚れを落とすことだけ。それだけだけど、わたしに出来ることなんてないのだから、ひたすら磨く。これも美しさの一種だと信じて。

 

明日はA型の作業所の見学に行きます。農作業とかをメインにしているところなんだって。ちょっとワクワクします。だって農作業とかめちゃくちゃカッコよくないですか??自分に合ったところだといいなぁ。

のんびり毎日を過ごしてるけど、「わたし何もしてない!」という焦りがあります。焦っても仕方ないとは思うけど、やっぱり「何かしなくちゃ」と考えます。出来る限り自分に出来るようなお仕事見つけて、出来る限り早く働きたいです。

わたしの夢はね、A型でちゃんと働けるようになって、家を出て、グループホームに入って暮らせるようになることです。もう、それが一番です。パートナーが見つかって、家庭とか持てたら良いなって憧れるけど、そんなのは無理だから、1人で人並みになれたら良いなって思っています。

 

最近(退職してから)くまのエミールに依存しています。30にもなってぬいぐるみに頼るなんて情けないですが、エミールはわたしと23年間も一緒にいるくまでわたしの理解者で、わたしを全肯定してくれます。昼間もエミールといて、寝る時ももちろん一緒です。しばらくはエミールに頼っていかないと頑張れないや。