寛解に向かう明日

生き残れ!統失サバイバーかなえの日記

難しいなぁ。

今日はお休みホリディ!と、言っても甲状腺の病院があるので行ってきました。わたしは橋本病という甲状腺のホルモンがどうかある病気を持っていて(アバウトな説明)薬を飲んでホルモンの値を保っています。3ヶ月ごとに採血やエコーを撮ったりしていて、まあ定期検診みたいに通院しています。病院はいつも待ちます。糖尿病の人も診ているので、待ち時間長いです。待合室には名探偵コナンの漫画が置いてあるので、コナン読みながら待ちました。50巻?くらいまでしか置いていないのです。院長がそこまでで漫画買うのやめたのでしょうか??わたしはコナンでは大阪のカップルが好きなので(和葉ちゃんかわいい)大阪組が出てくる巻だけ選んで読みました。もう謎とかトリックとかどうでもいいです(笑)

採血の結果は異常無し!数値も良いし、また3ヶ月後に来てくださいね〜とのことでした。病院終了。

 

帰宅してお昼ごはんを食べていたら、TVで老犬の介護がテーマの番組を見ました。ピッピちゃんだっていつかは老いて死んじゃうんだよねって思ってすごく悲しくなって、でもそれはピッピちゃんを家に迎える時に覚悟してなかったことだよ、ってママンに言われました。わたしは覚悟が足りないのかなぁ。ママンから、犬はどうしたって早く死んじゃうよって話をしてきたけど、かなえには響いてなかったんだと言われ、覚悟って何だろ??とわからなくなりました。

ピッピちゃんが死んじゃったら、わたしは泣くでしょう。それはそれは大泣きするでしょう。でも、亡くなったものはもうこれ以上失うことはありません。ある意味で安全です。そういう風にわたしは考えるかな? 16歳のとき、祖父が亡くなったんですけど、わたしはその時悲しかったはずなんだけど、おじいちゃんは失うことのないところへ行った、と思いました。だから正直言って祖父の死はあんまり印象に残ってないです。幼い時に色々遊びに連れて行ってくれたことは覚えてるんだけど。それだけ、楽しかった記憶さえあれば大丈夫かな?

多分、ピッピちゃんが亡くなって、わたしは本当の意味で「死」というものを実感するでしょう。おそらく。

以前、ヘルパーとして働いていた頃、利用者さんのお母様が亡くなられて、車椅子の利用者さんを葬儀場まで連れてお葬式に行ったことがありました。その時ね、わたしはてっきりヘルパーはお葬式には参加しないと思ってたから、お経をあげてる間、暇だから葬儀場の近くにあるブックオフで時間潰そうと思ったんです。そしたら、すごい怒られた。お葬式を何だと思っているんだ。葬儀場で待つのが当たり前だろうと言われました。わたしはビックリして、え?何でわたしが葬儀場にいなきゃいけないの?お経の間待たなきゃいけないの?って思いました。

今思えば、マナー違反というか、そういうことはいけなかったんだなぁって考えます。人が死んだら悲しいです。今働いている施設でも亡くなる人がいて、わたしにも思うところはあります。でもやっぱり、お葬式やお経の意味や必要性は分かりません。正直な話。薄情な人間なのかな。怒らないでね。